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May 13, 2013, Campbell--市場調査会社Infonetics Researchは、「キャリアEthernet装置」の市場規模と予測に関するレポートを発表した。

主な調査結果
・世界のキャリアEthernet装置市場は、2011年に11％成長した後、2012年は3％の落ち込みで340億ドルだった。
・2012年のIPエッジルータへの総投資額は94億ドルで、キャリアEthernet装置の中で最大セグメントだった。
・現在、APAC(アジア太平洋地域)がキャリアEthernet装置販売額で最大シェアとなっており、これにEMEA(欧州、中東、アフリカ)が続いている。Infonetics Researchの予測では、2017年には北米がEMEAを追い越してNo.2のキャリアEthernet市場となる。
・キャリアEthernet装置のポート数は2017年に9500万を超える。10GbEの成長が速く、1ギガEthernetを超える。
Infonetics Researchの主席アナリスト、Michael Howard氏は、「キャリアEthernetはサービスプロバイダネットワークで永続的な、不可欠の部分となっており、その結果、着実な投資が行われている。SONET/SDHのようなレガシー技術やWDMへの投資は落ち込んでいるが、IPルータやキャリアEthernetスイッチ、Ethernetアクセス機器への投資は伸び続ける。これを後押ししているのはIP NGNへの移行であり、言うまでもなくトラフィック、特にビデオトラフィックの成長である」と分析している。
同氏によると、キャリアEthernet市場は今後5年、ゆっくりとではあるが着実に成長して2017年には約390億ドルに達する。