Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 1, 2013, Shenzhen--ファーウェイ(Huawei)は、Huawei Global Analyst Conference 2013で、業界初の1Tルータラインカードと100Tクラスタルータを発表した。
ファーウェイによると、このクラスタは超ブロードバンド時代の基幹ネットワークに対するキャリアの要求に応えるものであり、ハイエンドルータ分野でのファーウェイの足場を固めるものである。
インテリジェントな端局装置の採用が急速に進んでおり、ネットワークビジネスモデルの進化も急速である。モバイルブロードバンドやHDビデオ、クラウドサービスがキャリアのバックボーンに課題を投げかけている｡キャリアは、超ワイドバンドサービスの展開を容易にするために、バックボーンネットワークの容量増を迫られている｡
ファーウェイは1Tbpsルータラインカードを発表した｡これによりシャーシあたりの容量は32Tbpsとなる。この1Tルータラインカードは、高密度100GE、40GEをサポートできる。同時にファーウェイは、業界初の100Tクラスタルータシステムも発表した｡このクラスタシステムは、NE5000Eシステムをベースにしている｡新しい次世代クラスタ・セントラルシステム(CCC)を利用することでこのクラスタシステムは、キャリアが必要に応じて適切なクラスタモードを選択できるように複数のモードで動作する｡ファーウェイの「2+8クラスタ」は、現在100Tbps超のシステムスループットを提供できる｡