Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 25, 2013,Talence--アルファノフ(Alphanov)は、多様なファイバインタフェースソリューションを提供することでNKTフォトニクス(NKT Photonics)のフォトニック結晶ファイバ(PCF)接続を支援する。
マイクロストラクチャファイバを販売しているNKTフォトニクスは、同社顧客のファイバベースシステムの機能向上と耐久性強化に努めている｡PCFの課題の1つは、バイオイメージング、計測、センシング、材料加工など、多様なファイバアーキテクチャでPCFの組み込みを容易にすること。
アルファノフの光とレーザ技術センタは、ファイバレーザや溶融ファイバコンポーネントの専門家を擁していることから、NKTフォトニクスは同社のPCF端末処理ソリューションを供給するパートナーにアルファノフを選んだ｡端末処理とは、PCFコネクタ、封止、劈開PCF、端末被覆PCFおよびモードアダプタ付PCFを含む｡アルファノフは、NKTフォトニクスの全製品ラインに対処する。DC-200/40-PZ-YbやロッドタイプなどのアクティブダブルクラッドLMA(large mode area)ファイバ、ホローコアファイバや非線型PCFなどのパッシブPCFが含まれる｡
アルファノフの主要な仕事の1つは、オプティクスやレーザ製品を開発する企業の支援。PCFを採用することで、パフォーマンス、コンパクトさ、信頼性に実際的なメリットが出てくる｡この提携により、アルファノフはNKTフォトニクスの顧客と技術を共有し、顧客企業が本来の効率のよいソリューションを早く実現できるように支援していく｡
この提携により、ファイバレーザの設計、ファイバベースの光源で新たな標準が固まることになる。