Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 23, 2013, Eatontown--TEコネクティビティ(TE Connectivity Ltd)の子会社、TE SubComは、200Gbps、400Gbpsチャネルを用いて太平洋横断伝送を実証した。OFC/NFOEC PDPの発表によると、1ペアのファイバで21Tbps、スペクトラル効率6b/s/Hz、10000km超の伝送が可能となる｡
TE SubComのCTO、Seymour Shapiro氏は、「スペクトラル効率6b/s/Hzで太平洋横断は海底通信の画期的成果である。それにも増してめざましい成果は、200Gb/sと400Gb/sの両チャネルを用いて大容量伝送を達成したことだ｡そのような400Gb/sはラボの実験ではマルチコヒレントレシーバを必要とするのが一般的だが、今回のデモンストレーションでは1個の広帯域レシーバを用いた」とコメントしている｡
この画期的なデモンストレーションの第1パートでは、200Gb/s、106chs、チャネルスペーシング33GHzで10300kmを伝送｡第2パートでは、400Gbps、53スーパーチャネルで9200km超の伝送距離だった。各スーパーチャネルは、1個の広帯域レシーバで検出した｡