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テレフォニカとAlcatel-Lucent、100/200/400Gトライアル成功

April 22, 2013, Madrid--テレフォニカ(Telefonica Espana)とアルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)は、拡大が続くデータネットワークのブロードバンドトラフィック需要に対処するブレイクスルー技術、柔軟な光ネットワーキングのフィールドトライアルに成功したと発表した。
このソリューションは、ファイバインフラに追加投資をすることなく、オペレータのファイバ容量を2倍以上に拡大する「アジャイル・光ネットワーキング」技術を採用している。トライアルは、スペインのテレフォニカの現用ネットワークを使用して行われ、同社の既存ネットワークで多様なラインレート、伝送距離、スペクトラム幅を組み合わせて、ネットワークパフォーマンスとリソース利用の最高バランスを実現する容量を実証した。

技術の要点
・トライアルは、アジャイル・光ネットワークを用いて、伝送速度100Gbps、200Gbps、400Gbpsの初のライブネットワークリンクで行われた。
・テレフォニカは、革新的な技術をテストしている。それは、ネットワークで特定の時に最も必要となる箇所に容量を配置するもので、ネットワークにおける動的リソース割り当てに基づいてネットワーク容量を増やし、障害耐性を高める革新技術。
・テレフォニカは、ライブネットワークの適応型100Gbps/200Gbps/400Gbps伝送により柔軟な光ネットワーキングを実証。ここでは、ライブ光チャネルの多様な速度、距離、スペクトラムへの適用を成功させた。
・この技術により、ファイバパフォーマンスを最大化することが可能になる。各チャネルは、それぞれの場合に必要となるパフォーマンスに求められるスペクトラムが割り当てられ、最適な速度/伝送距離のバランスがとれるようにパラメータが調整される。
・トライアルは、テレフォニカのネットワークがファイバペアあたり2.66倍、23Tbpsまで拡張可能であることを示した。

トライアルの詳細
・トライアルは、カタロニアのテレフォニカの光メッシュで、Alcatel-Lucentの新しい400G適応型変調トランスポンダとフレキシブルグリッドROADMを1830フォトニックサービススイッチ(PSS)に実装して行われた。
・トライアルは、40Gbpsチャネルのライブトラフィック伝送を行っている1830PSSメッシュネットワークを利用した。新しい100Gbps、200Gbps、400Gbpsパスは、PDM-QPSK、PDM-16QAMフォーマットを利用。100Gbpsと200Gbpsチャネルは、50GHzまたは37.5GHzスペーシングのいずれかで設定。400Gbpsチャネルは、100GHz、75GHzスペーシングでテストされた。
・全てのチャネル構成は、Alcatel-Lucentの400Gbpsフォトニックサービスエンジンチップベースの400Gbpsモジュールを用いて生成。このチップは、リアルタイムコヒレントディテクション、軟判定FECを特徴としている。異なる運用モード間の切り替えはソフトウエアだけで行われる。

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