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フジクラ、56Gbit/s QSFPアクティブ光ケーブル開発

April 5, 2013, 東京--フジクラは、56Gbit/s QSFPアクティブ光ケーブルを開発した。
クラウドサービスを支えるデータセンタは、全世界で急速に普及しており、そのデータセンタを構成するサーバやストレージシステムをつなぐ大容量通信ネットワークは、電気ケーブルによって機器間、CPU間を接続してきた。電気ケーブルの最大長は、10Gbit/s時に10mであることから、データセンタ内ネットワーク構築の制約条件となっている。また、昨今では環境負荷問題から、各種デバイスの消費電力の低減も課題となっている。
フジクラは、これらの課題を解決するQuad Small Form-Factor Pluggable(QSFP)Multi-Source Agreement(MSA)に準拠したアクティブ光ケーブル(AOC)を開発した。1chあたり14Gbit/sで動作する4chアレイ型Vertical Cavity Surface-Emitting Laser (VCSEL)を採用することで、56Gbit/sの双方向データ伝送を可能としながらも、消費電力を電気ケーブルの50%と低く抑えることに成功している。さらに、光ファイバの採用によって最大ケーブル長を電気ケーブルに比較して10倍の100mとしながら、ケーブル重量と容積を半分以下と大幅に削減した。
また、フジクラの56Gbit/s QSFPアクティブ光ケーブルは、INFINIBAND Architecture Specificationに規定されるFDR仕様を満たし、IBTAの認定に合格している。
(注: 日本国内では、フジクラの他にAPIもIBTA FDR認定をパスし、サンプル出荷している。)

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