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28Gbpsデータ転送に対応する新しいTOパッケージ

April 1, 2013, Landshut--ショット(SCHOTT Electronic Packaging)は、28Gbpsのデータ転送速度に対応するTO PLUSパッケージを発表した。
このトランジスタ・アウトライン(TO)ヘッダは、特にファイバチャネル(FC)標準データ転送向けに開発された。低信号損失、高周波接続精度の高い耐性を特徴としている。
TO PLUSは、既存構造で大量データの高スループットが可能となるように設計された高周波コンポーネント向けの気密封止パッケージ。データ伝送レートは、特にデータコム、テレコム分野で増加を続けている。SANsにおけるFC伝送標準は、データ処理センタで極めて高速のデータラインを必要としており、このため非常に高いデータ伝送速度が必要になっている。この新しいTO PLUSコンポーネントは、このような要求に応えるものであり、特にTOSA、ROSAとしてVCSELを使用するように設計されている。これらのコンポーネントは、通常のインピーダンス50Ωもしくは25Ωを取り扱うように設計されている。アクティブデバイスへのワイヤボンド接続、フレクス回路ボードへのアセンブリは、インピーダンスマッチングが非常に難しい。ドイツ、SCHOTTのR&D長、Robert Hettler氏は、「そのため、設計構造再考の必要があった」と説明している。「この新しいTOコンポーネントは、データレート28Gbpsで動作可能となるように改善されている。さらに寄生容量の影響抑制、高周波帯域が改善されるように設計が強化されている」。同氏によると、これまでは、この種のヘッダのデータスループットは10Gbpsか14Gbpsであり、データ速度28Gbpsでこの技術を市場投入するのはSCHOTTが初めてであると言う。
(詳細は、www.schott.com)

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