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MoSys、100GマルチモードギアボックスPHYを発表

March 27, 2013, Santa Clara--MoSysは、次世代ネットワーキングおよび通信システム向けに新しいLineSpeed 100GマルチボックスギアボックスICを発表した。
このハイパフォーマンスギアボックスSERDESは、最先端のイコライザ技術を利用して業界トップクラスのパフォーマンスを提供する。帯域集約要求が爆発的になっていることから、次世代システム向けの10G、40G、100Gラインカードのポート密度を高めることが不可欠となっている。MoSysのLineSpeedデバイスにより、短距離および延長データパス向けの、高密度、低消費電力ラインカードやモジュールが実現可能となる、と同社は説明している。
LineSpeed MSH310デバイスは、シリアル10/11Gbpsデータの10レーンを4レーンのシリアル25/28Gbpsデータもしくは10レーンの10/11Gbps/IEEE.802.3baに変換し、CAUIおよびOIF–CEI–3.0トランシーバを10:4もしくは10:10マルチプレクサ、4:10デマルチプレクサで統合する。

要点
・ギアボックス機能は10レーン(10×10-11Gbps)から4レーン(4×25-28Gbps)に変換。
・10GbEの10レーンまたは40GbEの2レーンのリタイミングをサポートし、カードやモジュールの柔軟性に寄与。
・10G、40G、100G IEEEおよびOIF標準サポート。
・強力な適応イコライザ。マルチタップDFEおよびプログラマブルトランスミットイコライゼーションを備えており、CEI VSR、SRおよびLRリーチ、銅線ケーブルやバックプレーンアプリケーションがターゲット。
・10Gおよび28G入力と出力の逆極性制御。
・自己テスト機能。チップPRBS生成、BERT、アイオープニングおよびモニタリング。
・低消費電力標準CMOS技術を利用。

MoSysのマーケティングVP、John Monson氏によると、新しい世代のネットワークやデータセンタシステムは、高密度10G、40G、100Gポートを多数組み合わせてラインあたりの帯域集約で数100Gbpsをサポートする必要がある。「LineSpeed 100G マルチモードギアボックスは、このような高密度、低消費電力ラインカードやモジュールがSerDesレート10Gbps、または25Gbpsとなるように最適化されている。Bandwidth EngineファミリICのパケット処理オフロード機能と組み合わせるとMoSysのソリューションはネットワークでスピード、密度、インテリジェンスを実現するものとなる」と説明している。
(詳細は、www.mosys.com)

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