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オクラロ、100GコヒレントCFP2向けInP波長可変送信器開発

March 15, 2013, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、新世代のInPフォトニックコンポーネントをベースにした100GコヒレントCFP2プラガブルモジュールを開発した。InPフォトニックコンポーネントにより高密度、低消費電力が可能となり、コヒレント技術を次世代メトロおよびLHネットワークに展開するために必要となるコスト削減も達成可能となる。
100Gコヒレント伝送技術をプラガブル形状で提供することは、消費電力、パフォーマンス、サイズなどの課題があるため、無理な目標と考えられてきた。量産実績のあるオクラロのInP技術での最近の開発成果により、この目標が実現可能になろうとしている。開発計画の一環としてオクラロは、送信器が高いEO帯域と低消費電力を達成し、アナログコヒレントCFP2の要求を満足することを実証した。
集積100Gトランスミッタは、オクラロの実績豊富なInP技術をベースにしており、2つのディスクリート狭線幅チューナブルレーザ(外部キャビティiTLAs)と外部MZM(変調器)を1個のコンポーネントで置き換える。このコンポーネントは、送信器およびコヒレント受信器用のローカルオシレータとして機能する。オクラロは、次世代InPベースマイクロコヒレントレシーバおよびその高速エレクトロニクス技術と組み合わせることで、コヒレントCFP2プラガブルモジュールを独自に市場投入できると説明している。
集積100Gトランスミッタは、狭線幅チューナブルレーザと、12芯ファイバ付デュアルQPSK InP MZMを1つのパッケージに収容。このうち1本は送信パス、残りはレシーバのLO用。マイクロコヒレントレシーバは、コンパクトなデバイスで、InP光ハイブリッド、デュアルバランス導波路PDおよびTIAを収容して、正しい電気出力が得られるようにしている。

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