Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 7, 2013, Redwood City--DellOro Groupのレポートによると、サービスプロバイダ・コアルータ市場は、2012年第4四半期(Q4)に連続6度目のマイナス成長を記録した。市場規模は、2009年第3四半期以来、最低の水準に落ち込んだ。これは、ネットワークオペレータが引き続きバックボーンネットワークへの投資を削減しているため、とDellOro Groupは分析している。br /> DellOro GroupのVP、Shin Umeda氏によると、「過去2年にわたり、多くのサービスプロバイダがモバイル、住宅用ブロードバンドネットワークへの投資を優先しており、コアルータの購入を控えている」。「ネットワークオペレータは、最新世代の大容量ルータでネットワーク容量の再構築を行うので、2013年にはコアルータ市場は復活する」と同氏は見ている。br /> シスコ、ジュニパ、ファーウェイがサービスプロバイダ・コアルータ市場のリーダーで、Q4売上の95%以上をこの3社で占める。シスコは、市場の半分以上のシェアをとって市場リーダー。ジュニパは、文句なしのNo.2ベンダ。ファーウェイは、No.3ベンダとしてのポジションを確保した。これら3社の4Q12、前年同期比の売上の落ち込みは、それぞれ-20％、-18％、-23％となっている。