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フィニサ、R&D/製造ライン向け高分解能OSAを発表

March 1, 2013, Sunnyvale--フィニサ(Finisar Corporation)は、WaveAnalyzer 1500S高分解能光スペクトラムアナライザ(OSA)を発表した。
WaveAnalyzer 1500Sは、超高分解能と高速スペクトラル解析を独自に組み合わせたもので、R&Dや製造用途に適している。この光測定器はコヒレントディテクションを利用しており、光通信システムのCバンド全域でサブピコメートル(pm)の波長分解能を実現している。例えば、20MHzスペクトラル分解能でCバンド全域のスキャンはわずか1/4秒、100GHzウインドウの詳細なスペクトラル解析は25ms以下でできる。
高速測定、高感度、コヒレントディテクション採用による低いノイズフロアの組合せで測定時間が劇的に削減される。加えて、R&Dエンジニアや研究者は、少ない時間でより精度の高い結果が得られる。WaveAnalyzer 1500Sの設置面積は非常に小さく、また低消費電力でもあるので、研究所および製品テストシステムへの組込が容易になる。
フィニサは、WaveShaper 100S可変光フィルタも同時に発表した。この新しいフィルタは、製造テストアプリケーションでの使用に最適化されている。フィルタ帯域と中心周波数の高精度制御により、現在のテスト要求、次世代のFlexgridベースのネットワークやサブシステムのサポートが確実になる。テスト開発では、WaveShaper 100Sは、フィニサの直感的なWaveManager GUIを用いて制御可能。スループットの高いテスト環境では、シンプルなアプリケーションプログラミングインタフェースがWindowsとLinuxの両方をサポートしている。
WaveAnalyzer 1500Sを含め、WaveShaperプログラマブル光フィルタファミリは、3月19-21日、アナハイムコンベンションセンタで開催されるOFC/NFOECで紹介される。

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