Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 26, 2013, Arlington/San Jose--フィンメッカニカ(Finmeccanica)の子会社、DRSテクノロジーズ(DRS Technologies, Inc)とサイプレス・セミコンダクタ(Cypress Semiconductor Corp)は、DRSが同社の最先端マイクロボロメタ技術をサイプレスに移転し、非冷却赤外ディテクタを量産すると発表した。
DRSテクノロジーズのネットワーク&イメージングシステムズ(NIS)部門が開発した独自の製造工程を、ミネソタ州ブルーミントンにあるサイプレスの65nmクラス10 8インチウエハ製造工場に移転する。この独占協定により、DRSテクノロジーズはサイプレスの高度生産システムを利用してウエハコストを大幅に削減することによってセンサ製造の改善を続けることができる。
両社は2014年早期に、製品の品質認定完了を予定している。
NISプレジデント、Mike Sarrica氏は、「サイプレスとの提携により、需要が伸びている赤外線画像市場への対応が改善する」とコメントしている。DRSテクノロジーズのマイクロボロメタ製造工程とサイプレスの技術および製造経験を併せることで、「商用と軍事市場の両方が求めている、量産、高歩留まり、ローコストが可能になる」と同氏は見ている。