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急成長が予測されるラテンアメリカのブロードバンドサービス市場

February 21, 2013, Buenos Aires--Frost & Sullivanの調査「ラテンアメリカのブロードバンドサービス市場」は、2012年に113億ドルだった市場は2017年には182億4000万ドルに拡大すると予測している。
「競争激化により通信オペレータは、統合インフラネットワークを導入し、競争力のある価格で統合サービスの提供に踏み切り、ブロードバンドサービス加入者拡大を狙わざるを得なくなっている」とFrost & SullivanのICT業界アナリスト、Gina Sanchez氏は分析している。同氏はさらに、「FTTHはオペレータの戦略で、すでに重要要素となっており、今後数年で不可欠となる。なぜならブロードバンドと双方向IPTVの統合が最優先とされているからだ」と言う。
IPTV、ボイス・オーバ・IP、Web2.0アプリケーションを含め、付加価値アプリケーションの展開、インターネットでローカルコンテンツだけでなくグローバルコンテンツも利用できることがユーザの行動を変えてきた。このデジタル化されたカルチャーはブロードバンドの利点に対する認識を強め、接続と帯域需要を押し上げている。
オペレータの中には、この需要増に十分に応えられないところもある。理由は、限られたインフラアクセスとブロードバンドの導入コストが高いこと。加えて、特にルーラルエリアでは実質的なリターンが迅速に得られないため、オペレータの中には投資を先延ばししているところがあり、これがラテンアメリカの市場成長の足枷となっている。
「高収入のセグメントは飽和に達しているのでISPは、適切な価格戦略で低収入層の可能性を開く必要がある。従来のDSLやケーブルモデムよりもコスト効率が良く、一段と高速の技術を採用することでブロードバンドISPは、FTTH、3G、4GやLTEを含めラストマイルブロードバンドアクセスを確実に実現することができる」とSanchez氏は指摘している。

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