Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 13, 2013, Hickory--コーニングの子会社、コーニングケーブルシステムズ(Corning Cable Systems LLC)は、先月Las Vegasで開催された国際家電ショー(CES)で、USB3.0とThunderbolt準拠光ケーブルを紹介した。
コーニングの光ケーブルは、銅線ケーブルに比べると、伝送距離が大幅に長くなっている。また、50％小型化、80％軽量化されており、さらに強度も向上している。
Optical Connectivity Solutionsのジェネラルマネージャ、シニアVP、Mike Bell氏によると、この光ケーブルにより、フットボール競技場を横断する距離でビデオ編集ができる。音楽ライブラリーのダウンロードも40％高速化する。
USB3.光ケーブルの長さは30m、Thunderbolt光ケーブルは100mまでとなっている。
光Thunderboltケーブルはデュアルチャネルで双方向10Gb/sデータ伝送が可能であり、シングルケーブルでビデオ伝送に対応。フルHD映画を30秒以内で転送できる。Thunderbolt機器は同時に6台までデイジーチェーンでき、ホットスワップ可能。
USB3.光ケーブルは、5Gb/sまでのデータ伝送が可能で、USB 3.0およびUSB 2.0機器準拠であるので追加の電力供給なしでUSB機器の接続距離を長延化できる。ただし、USB-IF光ファイバ伝送仕様は、まだ確定していない。
これらの光ケーブルは、2013年Q1末から家電小売チャネルで販売開始となる予定。