Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 25, 2013, 東京--NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、アジアのインターネットサービスプロバイダーとして初となる、100GbEインタフェース対応の企業向けインターネット接続サービス「スーパーOCN 100ギガビットイーサネットサービス」を、2013年1月23日より提供開始した。
同サービスは、100Gbpsまで帯域確保されたインターネット接続を低廉な料金で利用できるため、動画やオンラインゲーム、クラウドなど大容量のデータをインターネット経由でやりとりするアプリケーション・コンテンツ事業者などのユーザに最適。
クラウドサービスの普及やスマートフォン・タブレット端末の急激な利用者増加、光やLTEなどアクセス回線のブロードバンド化などに伴い、通信量は爆発的に増加し続けている。こうした通信量の増大に対応するため、NTT Comではこれまで数年にわたる共同実証実験などを通じて100Gb/s Ethernet(GbE)のサービス化に向けた技術・ノウハウを蓄積してきた。商用化の目途がたったことで、約800万人のユーザを支える国内最大級のOCNバックボーンに直結した高品質・大容量の通信サービスとして提供する。サービスの特長は以下の通り。

(1)突発的な通信量の増大にも対応可能な100GbE
これまで10Mbps～10Gbpsで提供してきた企業向けインターネット接続サービスに、新たに100Gbpsのプランを追加。これにより、10Gbpsを超えるような突発的な大容量通信が発生した際にも、新たな回線や機器を増設することなく、即時に対応可能。動画配信やオンラインゲーム、クラウドサービスなど、インターネット上で大きなデータがやりとりされ、かつ通信量の変動が大きいサービスでの活用に最適。

(2)定額制と従量制を組み合わせた低廉かつ柔軟な料金体系
10Gbpsまでの通信は定額料金とし、10Gbpsを超過した部分は利用実績に応じた従量料金。これにより、通常時の通信コストを抑えつつ、一時的な大容量通信にも柔軟に対応可能。また、このサービスの利用により、従来の10GbEサービスを複数回線利用する場合に比べ、約20％のコスト削減できる。