Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 16, 2013, Sydney--サザンクロス(Southern Cross)は、40G&100Gアップグレード計画を利用して、さらに値下げすると発表した。
サザンクロスは再び価格を下げ、ネットワークのアップグレードにともなって引き続き国際伝送容量を拡大する。
同社販売、マーケティングディレクタ、Ross Pfeffer氏は「当社は、容量価格をさらに20％下げた。2000年以来、年平均で22％を超える値下げを行っており、今回は10回目の大幅値下げとなる」と語っている。
サザンクロスネットワークは、米国ベースのインターネットコンテンツに対して途切れのない高速接続を提供している。海底ケーブル28,500kmの保護されたツインケーブルネットワークとして建設されたサザンクロスケーブルネットワークは、高信頼高速ブロードバンド向けの大きな地域資産となっている。
直近の値下げは、2001年以来8回目の大きな容量拡張計画の第2段階を画するものであり、計画完了はこの2月の予定となっている。今回の容量拡張は、シエナの40Gb/s伝送装置をベースにしており、これによりサザンクロスネットワークの総伝送容量は2Tbpsとなる。
現在の拡張計画の第3次は、同時に実施されており、これもシエナの100Gb/s伝送装置をベースにしている。ネットワークセグメントによっては100G技術はすでに導入されており、完了すると2013年6月には容量は2.6Tbpsに拡張される。
Pfeffer氏によると、装置のアップグレードがますます簡素化されているのでサザンクロスは頻繁に、また迅速に容量拡張ができるようになっている。現在すでに、少なくとも7Tbpsまでの拡張が可能になっており、これは当初の設計容量の30倍以上となる。