Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 17, 2012, Ann Arbor--AIAの統計によると、北米のマシンビジョン販売は2012年9月までの9ヶ月で前年比4％減となった。
マシンビジョン販売の減少は、2012年9月までのマシンビジョンシステム販売弱含みが主因。全般的な落ち込みにもかかわらず、マシンビジョンコンポーネントの中には前年比で伸びているものもある、イメージング・ボード(11%)、照明(7％)、カメラ(1％)。
マシンビジョンは製造業のパフォーマンスと連動しており、AIA社長、Jeff Burnstein氏にると製造業は2012年Q2/3のうちの4ヶ月で縮小した。「いわゆる財政の崖に対する解決策が製造業に自動化投資を促し、市場拡大となってくれればよい」とコメントしている。
市場アナリスト、AIAディレクタ、Alex Shikany氏は、「2012年の最初の9ヶ月はマシンビジョンは落ち込んだが、業界は今後を楽観的に見ている。今後6ヶ月の市場動向をどのように捉えるかを調査した結果、専門家の大半は販売が増加(49%)、横這い(49%)と見ていた。マシンビジョン販売が減少するとの見方はわずか2％だった」とコメントしている。