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PCCSオペレータ、Alcatel-Lucentと100Gアップグレード契約

December 10, 2012, Paris--アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)と通信オペレータグループは、フロリダのジャクソンビルとエクアドルのマントらを結ぶ100G海底ケーブルシステムのターンキー建設契約を結んだ。
通信オペレータグループは、Pacific Caribbean Cable System (PCCS)Cable & Wireless Communications, Setar, Telconet, Telefónica a Global SolutionsとUnited Telecommunication Services (UTS)で構成される。
カリビア、中南米で急速に帯域需要が高まっているので、この6000km海底ケーブルシステムによって、デジタルリンクが強化される。建設作業は今年末にスタートし、PCCSの運用は2014年Q3開始の予定。
フロリダとエクアドルに加えて、同システムは、Tortola島, Puerto Rico, ArubaとCuracao, コロンビアのCartagena、パナマのMaria Chiquita とBalboaも接続する。同システムの容量は80Tb/s設計となっており、接続性の飛躍的な改善、ブロードバンドサービス大幅な拡大が期待される。また、PCCSは、ケーブルルートを多様化し、この地域の既存ケーブルへの代替大意域アクセスを提供することで通信の信頼性を高め、通信断のリスクを軽減する。
このプロジェクトで導入されるAlcatel-Lucentのソリューションは、コヒレント海底ファイバに最適化された100Gウエットプラントケーブル、広帯域リピータ、電力救急装置、コヒレント技術を実装した1620 LM(Light Manager)海底端局で構成される。Alcatel-Lucent 1620 LMは、複数のデータレート波長を収容できる独自の柔軟性、スケーラビリティを特徴としており、これによりトラフィックを中断することなく柔軟にチャネル間隔グリッドを変更してシームレスに容量アップグレードを行うことができる。このソリューションは、Alcatel-Lucentのエンド・ツー・エンド海底マネージメントシステムで管理される。ターンキー契約の一環としてAlcatel-Lucentは、プロジェクトの管理、システム設計、海底オペレーション、システムの立ち上げも行う。

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