Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 7, 2012, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、ネットワークオペレータがバックボーンネットワークへの100GbE導入を強めているため、インターネットの伝送速度は飛躍的に増速している。
100GbEへの移行は、現在インタネットルータに幅広く導入されている10G、40G技術を跳び越えるものであり、この新しい高速技術によりオペレータはコストを下げながらネットワーク容量を拡大することができる。また、100G技術は今後少なくとも5年は着実に採用されていくとDellOro Groupは見ている。「今年Q3中に出荷された100GbEルータポートは記録的である」と同社はレポートしている。
DellOro GroupのVP、Shin Umeda氏は「インターネットクラスのルータ向け100GbE出荷は、今年の最初の9ヶ月に対して約3倍となり、2012年のルータ販売で約5億ドル規模になろうとしている。予測では、来年はほぼ倍増となると期待できるので、ルータベンダにとっては極めて大きな商機となる」とコメントしている。
100G技術を出荷したサービスプロバイダルータ市場の上位5社のランキングは、3Q12の総売上ベースで、シスコシステムズ、ジュニパネットワークス、Alcatel-Lucent、ファーウェイ・テクノロジーズ、ブロケードの順となる。