Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 4, 2012, Espoo--ノキアジーメンスネットワークス(NSN)とマーリンエクイティパートナーズ(Marlin Equity Partners)は、NSNがマーリンエクイティに光ネットワーク事業を売却することで合意に達したと発表した。光ネットワーク事業は独立会社として設立し、光市場で主要プロバイダとなることを目指す。
今回の取引はNSNがモバイルブロードバンド専業となるための前進であり、これにより両事業ともそれぞれの中核分野に資本と戦略を集中することができる。
マーリンエクイティパートナーズはカリフォルニアの投資会社で、10億ドルの資金を運用している。同社のテレコム分野担当、Pat DiPietro氏は、「当社は必要な投資を行い市場をリードする光ネットワーキングソリューションを提供していけるようにする」とコメントしている。
新会社は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、世界中に事業を展開する。Herbert Merz氏をCEOに任命し現行のマネージメントチームが運営していく。
光ネットワークは、立ち上がりつつある100G光伝送で技術的優位性を持っており、光市場のLH(長距離)やULHセグメントのリーダーでもあり、世界のTier1企業に顧客ベースをもつ。
今回の取引により、主にドイツ、ポルトガル、中国の1900人までの従業員が光事業と関連部門から各地域の法的要求事項に従って新会社に移る。取引は、2013年第1四半期に完了する見込み。
(詳細は、www.nokiasiemensnetworks.com)