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ソーラボ、PSIからMaxionとMIR半導体レーザを買収

November 22, 2012, Newton--ソーラボ(ThorLabs)は、PSI(Physical Science Inc)からマクシオンテクノロジーズ(Maxion Technologies Inc)を買収した。マクシオンテクノロジーズは、中赤外(mid IR)ターンキー半導体レーザの開発・商品化で知られている。
マクシオンテクノロジーズは、米軍研究所からの研究者、エンジニアチームによって2000年に設立された。同社のインターバンドカスケード(IC)レーザおよび量子カスケードレーザ製品(3-12μmレンジ)は、化学センシング、赤外線妨害技術、空間光通信などの改善を狙った製品ソリューションに搭載されている。
マクシオングループは、ThorLabs Quantum Electronics(TQE)チームに加わる。ThorLabsの社長/創始者、Alex Cable氏は、今回の買収について、「IC/QCレーザは、TQEの既存半導体レーザ技術の補完となる」とコメントしている。TQEには、InP MBEウェハ成長、ウェハ量産/オプトエレクトロニクスパッケージングインフラストラクチャが含まれる。
ThorLabsはすでにTQEの設計、製造能力拡大に大規模投資を行っており、今回の買収はそれを強化するものとなる。この拡大計画には、ハイパワーGaAsレーザダイオード、最先端のMEMSベースチューナブルVCSELが含まれる。強力なQC/ICレーザ設計技術者とSbベースMBE成長を加えることでThorLabsは、0.7-12μmまでの包括的な半導体レーザを製造できるようになる。これにより、研究分野には規模の経済を提供し、産業用センシング、医療、来サイエンス、通信/計測市場では信頼できる事業パワートナーとなる。
PSIが取り組んでいる現在のQCLベースシステムの開発は、ThorLabsとの提携により強化される。PSIのCEO、David Green氏は、ThorLabsによるマクシオン買収を「QCLベースシステムを軍や商用市場に投入するために必要となるレーザ製造能力の垂直統合」と捉えており、「PSIはこれらの開発の最前線にとどまり、マクシオンチームと密接な協働を続けていく」とコメントしている。

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