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WDM成長低迷、SONET/SDH急落により3Q12の光装置市場減速

November 19, 2012, Boston--Infonetics Researchは、2012年第3四半期(3Q12)「光ネットワークハードウエア」市場調査を発表した。

主な調査結果
・3Q12、WDMとSONET/SDHを含む光ネットワークハードウエア世界市場は、前期比2%減となった。小幅成長が5四半期続いた後、3四半期連続で落ち込んだ。WDM光装置3Q12の売上は、ファーウェイ(Huawei)の力強い業績に押し上げられて前期比6.9%成長。SONET/SDH投資は継続して大きく落ち込んでおり、前期比で19%減、前年同期比で33%減。
・3Q12はNEC、富士通、Infineraが大きく伸びた。堅調なROADM装置投資に助けられて売上は2桁成長だった。
・アルカテル-ルーセントは、過去最低の業績だったが、これは同社のWDMビジネス低迷が主因。
・北米とEMEAのパフォーマンスは相対的に弱含みであるが、北米はAT&Tやベライゾン(Verizon)が投資を増やすので、4Q12にはある程度の成長が期待できる。

「新しいWDM装置への投資は伸びているが、SONET/SDHの加速度的落ち込みを相殺するほどの伸びではない。SONET/SDH投資は、今期過去最低レベルを記録した。ワイヤレスバックホールへのアーキテクチャシフトによってSONET/SDHの陳腐化が早まっている。キャリアは、少ない投資を時代遅れの装置に振り向けることはない」とInfonetics Researchの主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は説明している。さらに同氏は、明るい側面として、来年にはコアネットワークで投資サイクルが始まると指摘。「これは100Gコヒレントをベースとしたネットワークであり、100Gの試作やトライアルはすでに世界中で行われている」とコメントしている。

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