All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

モレックス、伝送距離4km/56GbpsをサポートするQSFP+ AOC

November 14, 2012, Lisle--モレックス(Molex Incorporated)は、QSFP+低消費電力56Gbps AOCを販売する。
同製品は、伝送距離4km、56Gbpsまでの伝送レートをサポートするもので、ソルトレイクシティで開催されているSuperComputing 2012のモレックスブースで紹介されている。QSFP+ 56Gbps AOC集積ケーブルは、ケーブルあたりの消費電力は1W以下であり、標準MSA QSFPコネクタを介してシステム間を相互接続することで、従来の光モジュールの柔軟性を実現している。
この製品に関連して同社製品部長、Brent Hatfield氏は、「データセンタやスケーラブルHPCクラスタが大型化、分散化しているので、モレックスのシングルモードソリューションは、長距離オプティクスのわずかなコストで中距離を接続する低コスト代替ソリューションを顧客に提供する。また、継続的に構内配線のアップグレードを行うことなく、スピードのアップグレードも提供する。標準QSFP+ポートは、経済的であり、これらの要求をサポートするインタコネクトとして販売を開始した」と話している。
端末あたりで4×双方向光データリンクを特徴としており、各々のデータレートは1.0~14.0Gbps。モレックスのFDR AOCケーブルは、InfiniBand FDR、10GbE、SAS 2.0/3.0(6Gbps12Gbps)、ファイバチャネル(8Gbps/10Gbps)を含むマルチプロトコルに対応。従来の標準的なトランシーバの10e-15/リンクに比べて、低いビットエラーレート(BER)10e-18エラーにより信頼性が向上し、ロバストなリンクを提供できるものとなっている。このケーブルは低損失ピグテールバージョンでも提供しており、ユーザはシングルモードファイバ(SMF)を分離して導入しピグテールバージョンに接続することで、帯域増にともなう高コストのケーブルアップグレードを回避することができる。
モレックスの56Gbps AOCケーブルは、4kmまでの長さで提供しており、柔軟に最適設計することができる。SMFは、データセンタやキャンパス環境で、銅線やMMFよりも長い伝送距離に対応する。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.