Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 12, 2012, Redwood City--DellOro Groupは、導入場所によってEthernetスイッチ市場の規模を評価するレポートを発表した。
DellOro GroupのVP、Alan Weckel氏は、「市場では現在、ユーザはデータセンタの統合を行っており、ギガビットEthernet(GbE)、10GbE、40GbEの3つの異なるスピードでサーバをネットワークに接続しようとしている。インフラをクラウドのホスト環境に移行させ、SDNを視野に入れることが、データセンタでは最優先の課題になりつつある。また、ユーザ独自の仕様やソリューションもある。その結果、新規参入者には好機であり、既存ベンダにとってもシェアを拡大する好機である」とコメントしている。
顧客の要求は、ベンダがEthernetスイッチ製品に取り込む特徴に常に影響を与えてきた。しかし、データセンタのサーバアクセスでは、10GbEへの移行が進むにつれて、ベンダが特定用途に最適化した独自の製品を出して来ていることが明らかになっている。DellOro Groupが、導入箇所によるEthernetスイッチ市場調査をおこなったのはこのためだ。これにより、ベンダの強み、弱点がよく分かり、現在200億ドルを超える市場の背景にある成長力が見通せるようになった。