Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 2, 2012, Tel Aviv--リト・テクノロジーズ(RiT Technologies)は、構内無線光ネットワーク(IWON)製品ファミリを開発し、2013年第3四半期に販売を開始する。
クオーツ社(Quartz Ltd)との技術移転契約完了を受けてRiTは独占的にIWON技術を所有することになった。この特許申請中の最先端技術をベースにしたIWON製品により、対称的な双方向光リンクを介して高速、広帯域ネットワークニーズに対応し、今日の煩雑な配線ネットワークやスイッチングパネルを一掃することができる。IWONの堅牢でハイパフォーマンスの光接続を利用すると、ネットワークインフラ設置に必要な時間と労力を削減し、ネットワークのパフォーマンス、柔軟性、セキュリティを大幅に強化することができる。
RiTのCEO、Dr. Vadim Leidermanは、「IWONにより、RiTは配線業界に真の革命をもたらす。これは独創的なワイヤレスアプローチであり、大小、新旧問わず、全てのネットワークに適した技術だ」とコメントしている。特許申請中の独創的な技術により、IWONは比類のないセキュリティ、パフォーマンス、柔軟性、迅速な導入の一切を提供する。しかも、最小コストで、ユーザに真の付加価値を保証するものである、と同社は主張している。
IWONシステムは、新規導入、改良/置き換えプロジェクトの両方に適しており、オープンスペースでも大会議場にも適用可能。同時に、複数のセキュリティレイヤの利用により、従来の水平的配線アプローチと比べて、ネットワーク接続セキュリティの向上が得られる。
加えて、IWONは独創的なIIM(インテリジェントインフラ管理)接続を提供するので、システムの物理的・論理的ネットワークトポロジーや機器は自動的に検出され、包括的にマップされる。この機能は、RiTのCenterMindとシステムの統合により一段と強化される。CenterMindとは、同社によると、業界で最も十全な機能を備えたDCIM(データセンタインフラ管理)システム。
同社のCTO、Dr. Erez Ben Eshayによると、製品は商品化に向けて最終段階にさしかかっており、製品発表は2013年第2四半期を予定している。