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ノースロップグラマン、レーザ脅威撃退技術を完成

October 31, 2012, Apopka--ノースロップグラマン(Northrop Grumman Corporation)は、同社のオール半導体航空機搭載レーザ脅威撃退(ASALTT)製品ラインの機能強化技術を完成させた。ASALTTは、現在および今後出てくるIR脅威を撃退するために開発されたもので、先端技術である量子カスケードレーザ(QCL)ベースの中赤外レーザ。地上および海上で、固定翼やロータ航空機を含む幅広い航空機を守るために設計、開発された。
ASALTTシステムは、今年前半に技術成熟度(TRL)-6適合達成とされており、複数のフィールドおよびラボテストに参加してきた。これらのテストでは、同製品ラインが多様な脅威(現在およびさらに進んだシナリオを含む)に反撃できることを示した。これはASALTTプラットフォームにとっては大きな成果であり、今後は継続して共同開発を進め、実戦で使えるようになるまで機能のギャップを埋めていくことになる。
ASALTT製品ラインは、敵の脅威を撃退するために、多様なオプトメカニカルおよび環境安定なレーザシステムを提供する。そのために、政府機関、業界、学術機関から現在得られる最先端のレーザ技術を採用している。モジュラーアーキテクチャは、赤外線妨害技術を想定しており、キーとなるサブシステムの利用は、秘密のマーカーやポインターなど、隣接市場でも可能になる。
ASALTTにより、戦闘員は直面する状況や脅威が何であっても、極めて効果的に任務を遂行することができるようになる。このアップグレード可能なレーザシステムは、将来展開される作戦構想、関連するシステムプラットフォームに応じて、任務の形態拡張をサポートするものとなっている。
ノースロップグラマンのレーザシステム事業部門VP/ジェネラルマネージャ、Gordon Stewart氏は、「戦闘員の安全を考慮に入れると、現状の要件を超えて考え続けなければならない。ASALTTは、単なる新しい技術ではない。1つのソリューションで、複数の危機的な問題を解決できる技術だ」とコメントしている。
ASALTTのモジュラーオープンシステムアーキテクチャは、顧客の仕様および要求に対して柔軟であり、拡張可能となっている。
(詳細は、www.northropgrumman.com)

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