Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 25, 2012, San Jose--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、GPON向けにOTDR内蔵(eOTDR)SFP形状OLT光トランシーバを発表した。
この新しいeOTDR OLTトランシーバは、大手ブロードバンドアクセスネットワーク装置メーカーと共同設計したもので、これによりFTTHオペレータは運用中のファイバインフラをコスト効率よくモニタすることができる。eOTDR OLTは、ネオフォトニクスのPONトランシーバポートフォリオの最新製品であり、GPON、GEPON、10G PONの全てに加えて、Mode Coupling Receiver(MCR) OLTなど、画期的なモジュールを含んでいる。
ネオフォトニクス会長/CEO、Tim Jenks氏は、「eOTDR OLT SFP設計の狙いは、現在のスタンドアロンの計測アプローチに代わって、ファイバモニタリングソリューションを統合することにある」とコメントしている。
世界中の通信キャリアは引き続きネットワーク運用コスト削減に努めており、故障箇所発見やマネージメントを運用システムに統合することでトラフィック断や収益の損失を最小化しようとしている。このような動きは広帯域ネットワークコアですでに一般的になっているが、ブロードバンドアクセスネットワークでデータレートが伸び続けているので、同様の要求がネットワークエッジでも出てきている。ネオフォトニクスのeOTDR OLTは、こうした要求に対処する設計により、モニタリング機能をネットワークマネージメントシステムに統合し、アクセスファイバインフラの継続的可視化を可能とした。