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ショット、フリースペース光通信システム製造

October 24, 2012, Washington D.C.--スペースフォトニクス(Space Photonics Inc)とショット・ノースアメリカ(SCHOTT North America, Inc)は、軍および情報機関顧客向けにLaserFireフリースペース光通信システム商用化で独占的ライセンス契約を締結した。
この秘密通信技術により、ビル間、車輌間、タワー間などで、光ファイバケーブルに障害が生じたり利用できなくなった場合、特にRFが利用できない環境で、中断のないセキュアな通信が可能になる。
空間光通信システムでは、設置構造のわずかな変動に対応してリンクを維持するために大きなビームを使用するものが多いが、LaserFireシステムは特許となっている自動ビームポインティング、取得、トラッキング(PAT)技術を搭載している。これにより、帯域、距離、悪天候、振動に関係なく、最適パフォーマンスが不可欠な状況で堅牢ネットワークを確保できる。さらに、端局は低消費電力赤外レーザを使用しているので、システム動作中に敵対者がビームを検出し傍受することはほぼ不可能であり、究極のインテリジェントなゲートウエイ、秘密作戦を可能にするシステムとなっている。
「このミッションクリティカルな通信技術は、当社と米DOD(国防省)との長期にわたる協働による開発成果である。LaserFireは、RFに制約がある環境での通信を飛躍的に改善するものだ」とスペースフォトニクス社長/CEO、Chuck Chalfant氏はコメントしている。また、製造パートナーにSCHOTTを選択した理由については、「SCHOTTが極めて複雑なオプティクスの製造で秀でた能力を持っている」ことを挙げている。

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