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2012年末には世界の1/3の世帯が固定ブロードバンドサービスに加入

October 23, 2012, Singapore--ABIリサーチ(ABI Research)によると、固定ブロードバンド世界市場は成長を続けており、2012年末で加入者数は6億1870万に達した。これは前年比7.3%増となる。普及率では、2012年末には全世界の1/3を超える世帯が固定ブロードバンド接続を利用することになる。
この成長は全ての固定ブロードバンドプラットフォーム、DSL、ケーブル、光ファイバブロードバンドが含まれる。2012年Q2で、DSLブロードバンド加入は前期比1.2%増、新規加入者は430万件。Q1の成長率は前期比(QoQ)1.5%。前期比成長率の減少は、DSL加入者が光ファイバなど、他のプラットフォームに移行しつつあることを示している。担当のアナリストVP、Jake Saunders氏は「次世代ブロードバンドネットワークの展開は、光ファイバへのアップグレードとなる。光ブロードバンド市場シェアは、2011年の12%から2012年末には13.2%となり、一方DSL市場シェアは、2011年の64%から約1%減となる見込だ」と分析している。
北米は固定ブロードバンド普及が世界最高となっており、ブロードバンドサービスを利用する世帯の72.4%。Q2末に西欧は普及率で北米にほぼ追いついた。BT、DT、イリアッドテレコム(Iliad Telecom)など西欧の主要ブロードバンドオペレータの加入者ベースは前期比で1%以上増えた。北米のオペレータの大半は、約3%成長のCox Communicationsを除いて、約0.8%成長だった。
接続機器、アプリケーション、ブロードバンドアクセスサービスの普及率増が、高速ブロードバンドサービス拡大の原動力になっている。「ブロードバンドオペレータがネットワークをアップグレードしているので、ユーザはより高速のサービスに飛びついている。2012年Q2末で、顧客全体の44%以上が10Mbps以上のブロードバンドサービスを利用している」と調査アナリスト、Khin Sandi Lynn氏は指摘している。

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