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オスラム、レーザプロジェクタ用にダイレクトグリーンレーザ
October 22, 2012, Regensburg--オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、初のダイレクトグリーンダイオードレーザを発表した。2つのコンパクトなレーザダイオードは、光出力が30mWと50mWで、特にビーム品質が高い点が特徴。スマートフォンやカメラなどのモバイル機器向けの小型プロジェクタの開発では画期的な出来事と言える。
ダイレクトグリーンダイオードレーザは、強力なピコプロジェクタに向けた重要な一歩となる。赤外光を二倍波にしてグリーンライトを作る従来技術はもはや不要。さらに、この新技術により、高い演色性、優れたコントラストも実現可能となる。515-530nmのPL 520レーザダイオードの波長はプロジェクション用途に最適のグリーンを出力する。光出力は50mW、効率は現在、典型値で5~6%。PL515は、510-530nmレンジで出力30mW。パッケージ径わずか3.8mmのレーザダイオードによりプロジェクションユニットのサイズが大幅減となる。
これらのレーザは極めてビーム品質がよい。言い換えると、発散角が小さいために、ビーム広がりが小さい。ピコプロジェクタの場合、他のオプティクスを使わずにMEMSミラーでレーザ光を投影するので、光の点サイズによって解像度が決まる。ここではビーム品質は特に重要。いずれのレーザダイオードもシングルモード動作。
ダイレクト出力レーザの変調特性は、二倍波などの他のレーザタイプよりも優れている。この点は、ピクセルあたりの色成分がレーザダイオードの出力時間に規定されるMEMSベースのプロジェクタにとっては重要な特性となる。また、投影像の焦点調整も不要になる。像は、歪んだ表面においても、常にシャープである。
(詳細は、www.osram-os.com)
ダイレクトグリーンダイオードレーザは、強力なピコプロジェクタに向けた重要な一歩となる。赤外光を二倍波にしてグリーンライトを作る従来技術はもはや不要。さらに、この新技術により、高い演色性、優れたコントラストも実現可能となる。515-530nmのPL 520レーザダイオードの波長はプロジェクション用途に最適のグリーンを出力する。光出力は50mW、効率は現在、典型値で5~6%。PL515は、510-530nmレンジで出力30mW。パッケージ径わずか3.8mmのレーザダイオードによりプロジェクションユニットのサイズが大幅減となる。
これらのレーザは極めてビーム品質がよい。言い換えると、発散角が小さいために、ビーム広がりが小さい。ピコプロジェクタの場合、他のオプティクスを使わずにMEMSミラーでレーザ光を投影するので、光の点サイズによって解像度が決まる。ここではビーム品質は特に重要。いずれのレーザダイオードもシングルモード動作。
ダイレクト出力レーザの変調特性は、二倍波などの他のレーザタイプよりも優れている。この点は、ピクセルあたりの色成分がレーザダイオードの出力時間に規定されるMEMSベースのプロジェクタにとっては重要な特性となる。また、投影像の焦点調整も不要になる。像は、歪んだ表面においても、常にシャープである。
(詳細は、www.osram-os.com)