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October 17, 2012, Amsterdam--アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)は、既存のファイバアクセスノードにベル研が開発したOTDRソリューションを組み込む。
OTDRは、Alcatel-Lucentのブロードバンドアクセスネットワーク向けリモートマネージメントソリューション、Motive Network Analyzerに統合される。業界初のこのアプローチにより、PONネットワークを包括的に、連続して監視することができる。
光ネットワークの停止は、ユーザとサービスプロバイダの両方に深刻な影響を与えることになる。Alcatel-Lucentの組込OTDRソリューションは、新規のネットワーク建設時とサービス開始後の両方で、この問題に対処する。ネットワーク建設時には、ファイバインストール作業の品質を遠隔評価。運用中には、全ての回線を連続的にモニタし、ネットワークの問題点をピンポイントで特定する。これにより、現場作業者が頻繁に現場に出向く必要がなくなる。
調査会社Current Analysisの固定アクセスインフラ担当主席アナリスト、Erik M. Keith氏はAlcatel-Lucentの新しいソリューションについて、「Alcatel-Lucentの組込OTDRソリューションのような技術は、サービスプロバイダが自社のファイバネットワークで何が起こっているかを十全に把握するための不可欠のツールである。問題が生じている箇所を知ることでサービスプロバイダは当該箇所に作業員を派遣して迅速に問題を処理することができる。これは顧客にとってはサービスエクスペリアンス向上となる。そのようなものとして、このソリューションはサービスプロバイダのファイバ資産と収益を保護する重要な手段となる」とコメントしている。
OTDRテスト機能は、Alcatel-LucentのISAM(Intelligent Services Access Manager)に組み込まれており、経済性の高いソリューションとなっている。OTDRをMotive Network Analyzerに統合し、多くの補完的技術と組み合わせることでサービスプロバイダのネットワークを包括的にエンド・ツー・エンドで監視することができるようになる。
(詳細は、www.alcatel-lucent.com)