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September 11, 2012, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、サービスプロバイダルータ市場は、2012年第2四半期(Q2)、前年同期比で鋭く落ち込んだ。
2011年半ばに始まった市場低迷は続いている。インターネットトラフィックの処理に使われるサービスプロバイダルータは世界のほとんどの地域において、全ての大手ベンダが前年比で落ち込みを経験している。
「昨年、サービスプロバイダルータの販売低迷を助長する要因が集結した。弱いマクロ経済状況がヨーロッパ市場を破壊し、米国や中国の技術投資サイクルが減速し、低価格化が数量の伸びを相殺しつつある」とDellOro GroupのVP、Shin Umeda氏は分析している。同氏によると、これらの要因は今年下半期も続くので、DellOro Groupは今年の市場を横這いと予測している。
サービスプロバイダルータ市場の上位4社は、シスコシステムズ、ジュニパネットワークス、アルカテル・ルーセント、ファーウェイ・テクノロジーズ。この順位は数年続いており、この4社でQ2の市場の90％以上を占めている。