Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 27, 2012, Princeton--プリンストンオプトロニクス(Princeton Optronics Inc)は、マルチVCSELアレイを用いた出力800W、808nmハイパワー照明モデル(PR-HPIL-800-W808)を販売する。
照明レベルのハイパワー化は、フレームレート増にともない、高速写真で必要になっている。これは、フレームあたりのピクセルで利用できるフォトン数が速度に比例して少なくなるためだ。高速の弾丸、爆発した破片の飛散のような高速事象の画像化には極めて高いレベルの照明が必要となる。VCSELアレイは、スペクルが低くフラットトップビームプロファイルを特徴としているので、そのようなアプリケーションにとっては選好的な照明となっている。
この製品(PR-HPIL-800-W808)では、4 VCSELアレイチップがモジュールにマウントされて接続されており、モジュール出力800Wを実現している。アプリケーションによっては、カメラをトリガーとしたパワーサプライも提供可能。必要なら、ビームを拡散させるディフューザもオプションで取り付け可能。また、数W～800Wまで、様々な出力の照明モジュールをCW、QCW、パルスで提供できる。808nmの他に、830nm、976nm、1064nm、680nm(赤)などの波長の照明モジュールも提供可能。