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ヒューストン大学、太陽パネルの効率を維持するコーティング技術開発

August 21, 2012, Houston--ヒューストン大学(University of Houston)の研究者が太陽パネル用にナノ粒子コーティングを開発した。これによりパネルは汚れのない状態に保たれ、効率の維持、保守・運用コスト削減が可能になる。
この特許申請中のコーティングを開発したのは物理学教授、UHのナノエナジー研究所ディレクタ、Seamus Curran氏。
ソーラパネルは、太陽からの集光を効率化するために表面をきれいにしておく必要があるが、Curran氏によると、水や埃によって汚染され、効率が30%落ちることがある。同教授は、自浄疎水性ナノコーティング層を開発した。このコーティング層により、ソーラパネルの太陽光吸収能力を妨げることなく水や粒子がはじかれる。このコーティングは数年間の効力があり、保守・運用コスト削減に寄与する。
同技術は、ダブリン工技大学でのテストで成功を収めており、ノースカロライナ州のLivingston & Haven社でもフィールドトライアルが予定されている。
Self-Cleaning Nano Hydrophobic(SCNH107TM)層は、スタートアップエネルギー会社、C-Voltaicsがライセンス供与する。

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