Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 16, 2012, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、L2/3 Ethernetスイッチ市場は、主に大型データセンタへの導入に最適化されたEthernetスイッチの成長に牽引されて2016年には250億ドルに近づく。
2015年までには10GbEが売上の大半を占めると予想される。また、40GbEと100GbEは堅調に成長し、2016年にはこれらの技術を合わせて30億ドルに近づく。
「クラウドが、ネットワークの構築の仕方、データセンタ装置を誰が所有するかに変化をもたらしつつある」とDellOro Groupシニアディレクタ、Alan Weckel氏は指摘する。「今後のデータセンタはすべてクラウド化してくる、このようなクラウドではデータセンタ内のすべてのサーバが任意のリソースに接続することができる。エンタプライズが固有のクラウドを所有して運用するかどうか、あるいは自社のクラウドをアウトソースするかどうは見通しが立てられない。あるアウトソーシングモデルでは、データセンタの数が減少し、ベンダ間の競争が激化する。数は大幅に減るが、取引の規模は拡大する。現在、ユーザ/アプリケーションからネットワークを抽象化する方向に向かって進んでいる。このことが、データセンタスイッチングの技術面の一部の設置場所に変化を与えつつある」。
同レポートは、40/100GbE売上が2016年にはモジュラ市場の20％以上を構成すると予測している。現在、このセグメントにEthernetスイッチを提供しているベンダはシスコやエクストリームなど。