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NASAのCuriosity Rover光システムデザインにゼマクスを利用

August 13, 2012, Redmond--NASAのMars Science Laboratory(MSL)は、火星表面に大型探査ローバ(Curiosity)を設置して3億5000マイル走行させることを8月6日に決定した。Curiosityはカメラ17台と測定器を搭載している。これらは、ゼマックス(Zemax)の光と照明設計ソフトウエアを使用してNASAのエンジニア、研究者、請負業者によって設計された。
ゼマックスを使用してデザインしたオプティクスを搭載したCuriosityのシステム。

・MSL Mars Descent Imager(MARDI)は火星表面への着陸を記録し、周辺のマッピングに使用される。
・2つのMastCamカメラはマルチスペクトラムとトゥルーカラー(本来の色)イメージングを提供。
・Mars Hand Lens Imager(MAHLI)カメラは、ローバのロボットアームに搭載されており、岩や土の微小像取得に使われる。
・ChemCam分光計は、LIBS(laser-induced breakdown spectroscopy)システムを利用して、少量の岩や土壌を気化して分析する。
・4台のNavCamカメラはマストに搭載。これらのモノクロカメラは可視光を使い、パノラマ3D像を収集する。
・8台のHazCamカメラは、ローバ前後の低位置に設置されている。これらのモノクロカメラは可視光を使い3D像を撮り、ローバが迷子にならないための予防手段。

ゼマックスは、以前の火星探査ローバを含め、様々なNASA航空機の光学系設計に使用されている。

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