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ロッキードマーチン、レーザパワードUAS屋外飛行テスト実施

August 9, 2012, Palmdale--ロッキードマーチン(Lockheed Martin)とレーザモティーブ(LaserMotive, Inc)は、一連のStalker無人航空システム(UAS)レーザパワード飛行テストを行い、新しいレーザパワーのパフォーマンスを評価した。このテストは、レーザ動力源UASの初の屋外飛行となる。
Stalkerは、小型で静粛なUASで、特殊作戦部隊が2006年以来、インテリジェンス、偵察、調査に使用している。
最近の風洞実験では、UASはこの新しいレーザシステムを動力として48時間の連続飛行を実証した。
「この一連の概念実証テストは、風や熱などの環境要素が一定の砂漠地帯で行われた。レーザパワーStalkerがこの種の環境で十分なパフォーマンスを持つことを実証することに加えて、事故もなく昼夜飛ばすことができた」とロッキードマーチンSkunk Works Stalker計画部長、Tom Koonce氏は語っている。同氏によると、最終目標は並外れた長期耐久性のある小型UAS、Stalkerを実現することにある。
デモンストレーション用に、Stalkerは軽量PVレシーバとオンボードパワーマネージメントハードウエアを装着。地上のレーザ送信機はLaserMotiveのハードウエアに設置。概念実証飛行の成果に含まれるのは、600mまでの範囲で飛行中のStalkerに正味のパワー供給を実証、レーザがStalkerに損傷を与えず追加のレーザレシーバが正常飛行/空力特性に影響を与えないこと、砂漠条件の中でのマルチテスト飛行でStalker搭載のレーザレシーバパワーシステムの堅牢さが実証されたこと、タービンや航空機の操作にもかかわらずビームディレクタが500mの範囲のレシーバトラッキングで長期にわたりセンチメートル精度を示したこと、Laser Claringhouseおび飛行との協調を含めすべての運用および安全要件を満たしたこと。
LaserMotive社長、Tom Nugent氏は、「レーザによるワイヤレスパワーは重要な新生技術であり、今後の実験でこの技術のさらなる実証に協働していきたい」とコメントしている。

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