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均一なソルダーパッドデザインを可能にするOSRAMのOslon LED

August 8, 2012, Regensburg--Osram Opto Semiconductorsは、Oslonファミリをベースにして均一ソルダーパッドコンセプトを開発した。これにより、顧客は多様なメーカー(セカンドソース)からのLEDを使い、在庫コストや工程変更を減らすことができる。
セカンドソースは、安定供給のために一般的に利用されているが、異なるメーカーのコンポーネントは一般に、サイズやソルダーパッドの形状が違っている。このため、一般的に、2つのボードを用意して、異なる2社からのLEDに対処しなければならない。これは、ボードを保管するコスト、工程の変更のコストの上昇となる。
OslonファミリのセラミックLEDコンポーネントのためにOsramは、少なくとも異なる2社のLEDコンポーネントに使えるようなボードソルダーパッドデザインを作るコンセプトを開発した。このコンセプトは、メタルコア、FR4、セラミックボードにも使用できる。
Osramの製品開発一般照明Oslonプロジェクトマネージャ、Dr. Christian Gärtnerの説明によると、工程への調整は1回だけでよいと言う。組合せボードデザインは、2つのLEDコンポーネントの一方のデザインとなっている。個々のソルダー面は、電気的に接続されたものと電気的な接続がないものとに分かれている。ソルダー面の間に適切なスペースをとることで、第2のLED製品(90°回転)は、均一なボードデザインに取り付け可能となる。2つのLEDコンポーネントのアノードとカソードは、同じ電気コンタクトセグメントに接続される。ソルダー面を分割することで、2つのLEDタイプは、リフローソルダー工程で、ソルダー面エッジに自動的にアライメントされる。両方のLEDコンポーネントにとって、発光領域はボードの同じ側面にある。つまり、ボード面で同じアライメントとなっている。これらのLEDが同一の出力特性であるなら、同じ第2レンズとリフレクタが使える。このことは、LEDコンポーネントも最終アプリケーションも特性が変わらないことを意味する。
この新しいコンセプトにより、違うメーカーのLEDコンポーネントの扱いが極めて容易になる。ボードデザインに変更を加える必要がないからだ。Christian Gärtner氏は、「柔軟なソルダーパッドデザインコンセプトによって顧客は、機械的なパラメタによる制約を受けることなく、当社のハイパワーLEDコンポーネントのセカンドソースを自由に組み込むことができる」とコメントしている。

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