Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 7, 2012, Sunnyvale--AIXTRON SEは、米国の大手光コンポーネントベンダ、フィニサ(Finisar Corporation)から新しいMOCVDシステムを受注した。
　この受注は、InPレーザとディテクタ成長専用のAIX 2800G4-TM自動リアクタ。
今回の新規受注は、最初のAIX 2800G4-TMがフィニサのテキサス州アレン(Allen)工場に導入され、品質検証を終えた後の発注。この新規受注システムは、AIXTRONのローカルサポートチームが、フリーモントのフィニサ工場で、最先端のクリーンルームに導入し稼働させる。
フィニサのアクティブデバイス担当のVP、ジェネラルマネージャ、Charles Roxlo, Ph.D.は、AIX 2800G4-TM導入について、「顧客の要求を満たすハイパフォーマンス光デバイス製造のため」とコメントしている。
AIXTRONのEVP/COO、Dr. Bernd Schulteによると、AIX 2800G4-TMは、パフォーマンス、人間工学、効率性の点で業界の評価が高く、光デバイス製造のすべての課題に効果的に対処できている、と言う。「フィニサは、トランシーバ、トランスポンダの幅広い製品ラインで使用する世界最高クラスのレーザとフォトディテクタのメーカーであり、当社の重要顧客である」。
フィニサは、光コンポーネント業界のNo.1プレイヤであり、6月に発表された2012年Q4の業績では、売上が2億3990万ドルであったと報告している。