Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 2, 2012, Durham--クリー(Cree, Inc)は、152ルーメン/WコンセプトLEDバルブを発表してから1年足らずで170ルーメン/W(LPW)プロトタイプLEDバルブで新たなパフォーマンスベンチマークを達成した。
このハイパフォーマンス170 LPW LEDバルブイノベーションにより、クリーの照明器具ポートフォリオは大幅に効率が向上し、コストが下がる。また、今回の成果は、LED照明普及の障害となっている初期コストと投資回収に対処することでLED照明普及加速にクリーが継続的に取り組んでいることを示すものとなっている。
このレベルのパフォーマンスのLED照明は、LED照明システムの全ての要素(照明クラスLED、オプティクス、ドライバ、熱マネージメント)で進歩があって初めて可能になるものであるとクリーは説明している。クリーの画期的なSC³テクノロジープラットフォームをベースにしたLEDにより、この業界最先端のR&D照明成果が可能になった。SC³テクノロジープラットフォームは、クリーの先進的シリコンカーバイド技術およびLEDチップアーキテクチャとフォスファの特性改善が基盤になっている。
クリー照明R&D担当VP、NickMedendorp氏は「個々のLED設計要素を最適化することは、クリーの新しいプロトタイプLEDバルブによって実現されたパフォーマンス達成には極めて重要であった」と語っている。「新しい170 LPWコンセプトのLEDバルブで実現した技術によって当社は、より高いパフォーマンスで、コストを下げたクリーLED照明器具を開発することができる。限界を極めることにより、消費エネルギーが一段と少ない新技術開発に継続的に注力し、これまでにない照明品質と価値を顧客に提供できるようになる」。
独立ラボ、OnSpeXによるサードパーティテストで、クリーの新しい170 LPWプロトタイプLEDバルブが1250ルーメン、消費電力はわずか7.3Wであることが確認された。バルブは、Cree TrueWhite Technologyを利用、CRI 90+。効率比較では、従来の75W白熱電球は1100ルーメン、わずか14.6ルーメン/Wだった。
(詳細は、www.cree.com)