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映像インフラ市場、2012年に8億7500万ドル超

August 1, 2012, Campbell--Infonetics Researchは、「VOD、エンコーダ装置、ビデオ加入者」調査を発表した。

調査の要点
・世界のビデオインフラ市場、IPTV、ケーブルおよびサテライトビデオンフラは、2012年の成長率が9%、8億7500万ドルを上回るとInfonetics Researchは予測している。
・世界のVODとストリーミングコンテンツサーバ市場の2/3以上を上位5社が占める(ファーウェイ、モトローラ、シスコ、ZTE、コンカレント)。
・ビデオインフラ市場における今後の成長は、主にMPEG-4 HDエンコーダ。
・VODとコンテンツサーバ機器では全地域の中で中国が投資額で抜きんでている。これは、チャイナテレコム、チャイナユニコムを含むオペレータがVODストリームを始めたため。
・Infonetics Researchの予測では、IPTV加入者数は、2012年から2016年の間に2倍以上に拡大し、世界で1億6800万件となる。大半はアジアとヨーロッパ。

2012年はTV Everywhereサービスの分水嶺になる。世界中のオペレータが、コムキャスト、ケーブルビジョン、タイムワーナケーブルによるこれらのサービスが、加入者の移動や収益にプラスの影響があるかどうかを注視している。TV Everywhereとマルチスクリーンビデオへの取組は、TVのビジネスモデルを根本的に変えつつある。アプリケーションがライブTVをiPadへストリーミングし、テレコとケーブル会社がホームオートメーション、セキュリティ、ビデオ会議を加入者に提供し、TVをデジタルホームのハブにしようとしている」(ディレクティングアナリスト、Jeff Heynen氏)。
「デジタル、HD、プレミアムビデオコンテンツとサービスに対する要求は引き続きVODとエンコーダ市場の収益増を後押しするが、STB市場は同じようには伸びない。需要は伸びても、平均販売価格(ASP)下落により、STB売上は2013年から下がり始める」と同氏は予測している。

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