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Seaborn Networks、ニューヨーク-サンパウロ間にダイレクトルート

July 31, 2012, Boston--シーボーン・ネットワークス(Seaborn Networks)は、顧客の要求に応えて、Seabras-1海底ケーブルがブラジルの商業/金融センタと米国間にダイレクトルートを提供すると発表した。
Seabras-1の新しいニューヨーク都市圏陸揚げ局は、サンパウロの陸揚げ局と直接接続する。Seabras-1は、ブラジルのフォルタレザ(Fortaleza)にも陸揚げするようにブランチングユニットを用意している。
シーボーン・ネットワークスは、POP間ベースで容量を提供し、3箇所の陸揚げ局全てからアメリカのNAPおよびマイアミの他のPOPへのルートも利用できるように計画している。

サンパウロ-NY直接接続の特徴
・ブラジルの商業/金融センタと米国間の低遅延化。POP間サービスで104msとなるように設計。
・米国のほとんどの中大西洋地域への距離短縮。バージニア、メリーランド、ノースカロライナ、ワシントンD.C.は、マイアミよりもN.Y.都市圏に近くなる。
・顧客に取ってはコスト削減。バックホールを主要POPロケーションに束ねることで、Seabras-1は北米の主要IPハブ、データセンタ、POPへの接続性を改善する。
・世界の他の地域への接続性改善。N.Y.都市圏は、大西洋ケーブル経由でヨーロッパ、中東、アフリカへの国際ゲートウエイであり、米国西海岸の高速ルートは太平洋横断ケーブル経由でアジアへの接続が可能になる。
・既存のUS-ブラジル間システムよりもネットワークアーキテクチャの信頼性向上。海底ルートに中間陸揚げ局を持たないので、Seabras-1のアクティブシステムエレメントの数が少なく、システム故障の確率が減少する。競合システムは、単一波長サービス提供で、Seabras-1の2.3倍以上の数のアクティブエレメントを持つ。
・ハリケーンの多いフロリダに依存することなくルートの多様性を改善。他のケーブルの大半はフロリダに陸揚げしているが、Seabras-1はこれらに対して代替ルート、プロテクションルートを提供する。

シーボーン・ネットワークスCEO、Larry Schwartz氏は、「顧客の強い要求に応えてマイアミの代わりにニューヨークへの陸揚げを決定した」と説明している。
Seabras-1は32Tbpsシステム。稼働は2014年の予定。

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