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July 27, 2012, Campbell--Infonetics Researchは、「EthernetとIP MPLS VPNサービス」レポートを発表した。

主な調査結果
・世界のEthernetとMPLS IP VPNサービス売上は、2011年に13％増、500億ドルを超えた。成長の原動力はデータトラフィック、クラウドサービス、コスト削減への取組。
・IP MPLS VPNとEthernetサービス売上の成長率は、通信サービスプロバイダの売上(実際のサービスプロバイダの売上は増加してはいるが)の伸び率を大きく上回っている。
・アジアパシフィックは、2012年、IP MPLSVPNサービスで先行しており、Ethernetサービスでもすでにリードしているので、APACがEMEAを追い越す。アジアは、中国とインドに牽引されて、IP MPLS VPNとEthernetサービスを合わせた市場は成長を続けており、今後も市場リーダーにとどまる見込だ。
・2011年のモバイルバックホール投資の90％超はIP/Ethernet装置だった。

Infonetics Researchの主席アナリスト、Michael Howard氏は、「レガシーFR(フレームリレー), ATM、専用線サービスからEthernetとIPサービスへの移行が早まっている。これは、ビジネス業界が相互接続されたモバイル、映像指向、クラウド指向の世界において競争力維持に注力しているためだ。2015年までにはATMやFRは実質的になくなるだろう、一方、専用性はもう少し先まで残る」と見ている。
さらに同氏は、「2011年と2012年にヨーロッパ市場の減速はあったものの、IP MPLS VPNとEthernetサービスの両方とも先行き堅調に伸びていき、2016年には世界規模で810億ドルに達する」と予測している。