Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 18, 2012, Upper Lake--ElectroniCast consultantsは、LED照明パネル/ランプフィクスチャ市場展望と予測を発表した。これらは、米国におけるTV/放送、ビデオとモーションピクチャ製造/スタジオ照明およびプロフェッショナルビデオグラフィで用いられる。
LED照明は、放送TVやビデオグラフィ業界に広く普及しており、主に柔軟性が高いことから、映画業界の照明効果やセット照明に展開が進んでいる。単独光源が極めて多様な色を生み出すことができ、加えて、技術の進歩によりコスト/パフォーマンスが継続的に改善されているので、LED照明フィクスチャ市場は、ニッチオンリーソリューションから一般用途ソリューションへと広がりつつある。
映画業界セグメント(2012年は消費額ベースでシェア46％)は、消費額で最速の成長が予測れさている。TV放送業界セクタ(同37%)は広告収益の減少により全面的な経費節減に継続的に取り組んでいる。プロフェッショナルビデオグラファ分野(同17%)は、相対的に、小型で安価な照明パネル/フィクスチャを使用する傾向がある。
ElectroniCastは、方形/長方形および円形/フレネルランプ型の大小など、形状とサイズに分けてLEDベースの照明フィクスチャの主要タイプについて市場の変化を調査、分析した。
同調査によると、12×12インチ(以上)LEDパネルカテゴリが、消費額市場シェアでリードする見込。円形/リング/フレネルフィクスチャカテゴリ(外径12インチ以上を含む)が、最終的には市場シェアでNo.2を獲得すると予測している。
数量に関しては、予測期間で小型の製品が大きな市場シェアを占める見込だが、大型製品に比べてASPが低いので、金額ベースでは市場シェアは小さくなる。
「映画分野におけるLEDベースのソリューションは、色品質に関して、その他の確立された既存技術に対して厳しい技術課題がある。しかし、次の2～3年でLEDベース照明の問題は最小化され、映画アプリケーションにおけるLEDベースのフィクスチャの金額は、2011-2018年の予測期間で約3倍に拡大する」とElectroniCastの社長/主席アナリスト、Stephen Montgomery氏はコメントしている。