Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 10, 2012, Birkeroed--Koheras Basikは、狭線幅ファイバレーザシステムで、シングルモード、単一周波数DFBファイバレーザをベースにしている。周波数は極めて安定であり、位相ノイズ、強度ノイズも低い。
この種のレーザは、産業OEM組み込み用にコンパクトなモジュールで提供される。また、ハイパワーベンチトップシステム、多波長システム向けのビルディングブロックとして設計されている。Koheras GraphiKソフトウエアもついており、これにより、PCで波長、出力、RIN抑制など様々なレーザパラメタの制御と読み出しができる。
周波数の高い安定性、長いコヒレンス長を必要とする干渉計用途では、このタイプのレーザ技術はメリットがある、と同社は説明している。典型的なアプリケーションとしては、石油やガス探査などのセンシング、セキュリティ(周囲、パイプライン検出)、構造物健全性モニタリングなどがある。さらに、このレーザの強度ノイズが低いこととスペクトラル安定性が高いことを組み合わせると、このレーザは風力タービンや航空業界向けウインドLIDARシステム用光源として有望である。
(詳細は、www.nktphotonics.com/koheras)