Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 5, 2012, Singapore--ゼコテック(Zecotek Photonics Inc)は、National NanoFab Center(NNFC)が同社特許のマイクロチャネルアバランシュフォトダイオード(MAPD)固体PDアレイを製造すると発表した。
NNFCは世界最先端のナノテクノロジー、半導体センタで、韓国ソウルから150km離れた大田広域市(Daejeon City)にある。NNFCには、MAPDの市場ニーズに応える製造能力と技術能力があり、将来のMAPDアップグレードに対する技術サポートとサービスも提供できる。
ゼコテック会長/社長/CEO、Dr. A.F. Zerroukによると、同社はCERNやPETスキャナメーカーおよび設計者との関係を強めており、この新しい代替PDに対する世界的ニーズに応えられる製造工場の確保が必要だった。
ゼコテックは、NNFCと提携して、最初のR&DおよびMIMOS(Malaysian Institute of Microelectronic Systems and Omega Semiconductors)での限定製造で達成した製造成果を移転する。NNFCは、開発段階で達成した主要パラメタを高い安定度と歩留まりで再現することを目標としている。MAPD素子とアレイの最初のバッチは2012年9月に提供開始となる予定。