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フィニサ、アンプメーカーRED-Cを現金2370万ドルで買収

July 4, 2012, Sunnyvale--フィニサ(Finisar Corporation)は、イスラエル、テルアビブ、Delawareの子会社、RED-C(RED-C Optical Networks, Inc)の発行済みの全株式を買収することで合意に達した。
この買収により、EDFA、ラマン増幅、ダイナミックハイブリッド(Hybrid)増幅を含む重要増幅技術が加わることでフィニサの通信アプリケーション向け製品ラインが充実する。これらの技術はROADMラインカードに不可欠であり、取り分け100Gbps/40Gbpsコヒレント伝送、超長距離リピータレスリンク、低遅延ネットワークをターゲットとしたトランシーバやトランスポンダの経済的な伝送距離長延化で重要性が高まっている。
フィニサのCEO、Eitan Gertel氏は、「他社と差別化されたWSS技術で当社はラインカード市場に浸透しているので、今回の買収は顧客にとって新技術の導入機会を拡大し、当社の垂直統合戦略を一段と推し進めることになる」とコメントしている。
買収後、RED-Cはフィニサの完全子会社となる。この買収では、フィニサは現金で約2370万ドルを支払う。2012年3月31日現在、RED-Cは320万ドルの現金を保有し、負債はない。また、フィニサは2013年暦年中のRED-C製品および技術に関連した目標財務実績達成にしたがい、RED-Cの株主と一定のRED-C従業員に総計2000万ドルの現金またはフィニサの普通株を追加で支払う。
RED-Cは2000年に設立、従業員は約140名。買収によりRED-C事業はフィニサの子会社となるが、主要事業は現在のイスラエル工場で継続して行う。
(詳細は、www.finisar.com)

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