Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 2, 2012, Upper Lake--ElectroniCast Consultantsは、一般照明有機EL(OLED)消費額世界市場予測を発表した。
ElectroniCastによると、2012年一般照明OLED世界消費額は3480万ドルに達する。消費額は、年平均104％で成長して、2016年には11億9000万ドルになるとElectroniCastは予測している。2016-2021年の期間で、一般照明OLEDの総消費額は年率28％で成長し、2021年には41億ドルに達する。
2011年のOLED消費の圧倒的多数は、比較的高価なR&D、製品プロトタイプ、製品サンプル(キット)だった。デバイスが競争環境のオープン市場に出るようになると、平均販売価格(ASP)は大幅に下がると予測されている。ASP急落が予測されるので、2012年の消費額全体は前年比横這いとなる見込だ。一般に、消費額は、平均価格の下落により数量が著しく増加することによって一部相殺される。
ElectroniCastは、OLEDパネル一般照明市場は「電球」という概念を超えて、まだアイデア段階にとどまっているようなものも含め、幅広いアプリケーションに展開されると見ている。業界参入者がこれまでに発表してきたアプリケーションとしては、窓/トップライト、壁パネル/壁紙、照明機能付ミラー、OLED埋め込みフロア/階段、OLED埋め込み家具などがある。