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MoCAが牽引する北米ホームネットワーキング市場

June 29, 2012, Campbell--Infonetics Researchの「ホームネットワーキング機器」市場シェアと予測レポートによると、北米ではMoCAの利用が急増している。

調査の要点
・2011年ホームネットワーキング機器の世界的販売額は2010年から20%増、79億8000万ドルに達した。
・Infonetics Researchの予測では、2012-2016年の5年間で累積販売額は430億ドルに達する。これはタブレットやその他のホームネットワーク用の機器が増加するため、接続オプションを増やさなくてはならないからだとInfonetics Researchは分析している。
・STB組込MoCA(multimedia over coax)、FTTB光ネットワーク端末(ONT)、同軸Ethernetアダプタ、Wi-Fiブロードバンドルータがホームネットワーキング機器市場の成長の原動力となっている。北米のケーブルオペレータや電話会社、特にベライゾン(Verizon)は、whole-home DVR(1台の物理的DVRがあれば、他のSTBすべてがDVRのように動作するシステム/全てのDVRをネットワーク化したマルチDVRシステム)のようなサービス提供にMoCA機器の利用を増やしている。
・D-Linkが売上シェアを伸ばしブロードバンドルータ市場のトップを走っている。これに続くのがNETGEARとCisco。

「タブレット、ネットワーク接続TV、デジタルメディアプレイヤ、その他の機器の伸びがホームネットワーキング機器の販売を牽引している。これは、北米で最も顕著になっており、2011年ネットワーキング機器の販売額の37%を占めた」とディレクティングアナリスト、Jeff Heynen氏は分析している。同氏によると、ブロードバンド周辺機器、特にMoCAチップを組み込んだ機器が世界的に伸びている。これは世界中のオペレータが、新しいホームオートメーション、エネルギー管理、エンタテーメント、通信サービスに注力しており、このためにハイエンドネットワーキング機器が必要とされているためだ、と同氏は説明している。

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