関連イベント
関連雑誌
News Details ニュース詳細
世界のブロードバンド加入者数6億を突破
June 27, 2012, Singapore--ブロードバンドフォーラム(Broadband Forum)が発表した最新の調査結果によると、世界のブロードバンド加入者数は2012年第1四半期に6億回線を突破した。新規加入者は、18ヶ月で1億回線を超え、成長が加速していることがうかがえる。調査を行ったのは業界調査会社、Point Topic。
2012年Q1の新規加入者数は、16,118,210回線。前年同期の回線数は1400万回線を超えたばかりだった。これは、この四半期の伸び率が2.7%、年間で11.48%増となったことを示している。この成長を牽引しているのは中国のブロードバンドとIPTV。
地域別に見ると、引き続きアジア地域のブロードバンド加入者総数が最大となっており、2億6208万147回線。新規加入者数は、8,575,397回線、年間の成長率は15.19%。
上位20のブロードバンド国ランキングはほとんど変わっていない。ただ、ロシア、ブラジル、インドはすべて、四半期、年間とも平均成長率を上回る成長を続けており、ウクライナとトルコも高い成長率となっている。中国は、年間の新規加入者が過去最高の2640万回線(成長率19.17%)だった。年間の成長率が高かったのはロシア(27.43%)、ウクライナ(26.82%)。中国、インド、ブラジルも2桁成長だった。上位20ヶ国に入っているアジア5ヶ国のブロードバンド加入者総数は2億3900万回線で、世界の総数の1/3を上回っている。
ブロードバンド技術を見ると、Point TopicのCEO、Oliver Johson氏は、「グローバルベースではDSLが最もポピュラーなアクセス技術であるが、その市場シェアはこの四半期で0.5%減となった。とは言え。この銅線ベースのアクセス技術が他の技術に取って代わられるのはかなり先の話だ。ファイバは、オペレータの視点からはコスト効率がよく、特にDSLに比べると大幅に帯域を増やせるので、技術市場シェアでは当座はスイートスポットになっている」と分析している。
IPTVは6560万回線
高速ブロードバンドにとっては最も要求が厳しいアプリケーションであるIPTVは現在、加入者数は6560万となっており、今期だけで380万回線増えた。アジア市場が最速の成長を記録しており、中国は今期、どの他国と比べても3倍以上の新規加入者を増やし、最強の市場リーダーとなっている。フランスやUSも加入者数を伸ばしているが、中国との差は今後さらに開いていくものと見られている。
(詳細は、www.broadband-forum.org)
2012年Q1の新規加入者数は、16,118,210回線。前年同期の回線数は1400万回線を超えたばかりだった。これは、この四半期の伸び率が2.7%、年間で11.48%増となったことを示している。この成長を牽引しているのは中国のブロードバンドとIPTV。
地域別に見ると、引き続きアジア地域のブロードバンド加入者総数が最大となっており、2億6208万147回線。新規加入者数は、8,575,397回線、年間の成長率は15.19%。
上位20のブロードバンド国ランキングはほとんど変わっていない。ただ、ロシア、ブラジル、インドはすべて、四半期、年間とも平均成長率を上回る成長を続けており、ウクライナとトルコも高い成長率となっている。中国は、年間の新規加入者が過去最高の2640万回線(成長率19.17%)だった。年間の成長率が高かったのはロシア(27.43%)、ウクライナ(26.82%)。中国、インド、ブラジルも2桁成長だった。上位20ヶ国に入っているアジア5ヶ国のブロードバンド加入者総数は2億3900万回線で、世界の総数の1/3を上回っている。
ブロードバンド技術を見ると、Point TopicのCEO、Oliver Johson氏は、「グローバルベースではDSLが最もポピュラーなアクセス技術であるが、その市場シェアはこの四半期で0.5%減となった。とは言え。この銅線ベースのアクセス技術が他の技術に取って代わられるのはかなり先の話だ。ファイバは、オペレータの視点からはコスト効率がよく、特にDSLに比べると大幅に帯域を増やせるので、技術市場シェアでは当座はスイートスポットになっている」と分析している。
IPTVは6560万回線
高速ブロードバンドにとっては最も要求が厳しいアプリケーションであるIPTVは現在、加入者数は6560万となっており、今期だけで380万回線増えた。アジア市場が最速の成長を記録しており、中国は今期、どの他国と比べても3倍以上の新規加入者を増やし、最強の市場リーダーとなっている。フランスやUSも加入者数を伸ばしているが、中国との差は今後さらに開いていくものと見られている。
(詳細は、www.broadband-forum.org)